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おばあちゃん子の学力

学校で働いていた頃に、子供の学力にある種の法則を感じたことがあります。

大抵、公立の学校に通っている小中学校に通う子というのは地域性はあるものの、学力もなにもランダムです。そういう中で下から20%~30%ぐらいまでの子というのはたいてい何かあります。
だいたいがLDや発達障害の類、共働きゆえの放任家庭です。健常児ではあるようだけれど、おばあちゃん子っていうのも含まれます。

このおばあちゃん子っていうのが私には不思議でした。
たいていはおおらかで素直、人懐っこい感じがするのです。クラスでのポジションは北海道弁で言うところの「ちょされる」タイプ。
標準語で言うとパシリになりやすいタイプっていうんでしょうか。いじられキャラとか、のびたくんタイプみたいな感じです。

体型もちょっとぽっちゃりぐらいの子が多く、運動が苦手な子が多かったように思います。
運動も学力も低め。そんな子たちです。

こういう子がどうして不思議だったのかというと、スナック菓子やインスタント食品が発達障害や学力低下を引き起こすなんて風説もあるので、そういった食生活を極力避けている私にとってはそれを覆す存在だったからです。
おばあちゃん子は煮物をよく食べると言う子が多いので、食事自体が問題ではなさそうです。
スナック菓子だとかに関してまでは分かりませんが、自分でおやつを作るなんて子もいました。・・・割と生活力はあるようです。

それならなぜ、学力が低いのか。
おばあちゃんというのは、孫を甘やかす傾向があって、口うるさく言うことはないというイメージがあります。こういう人の場合はおばあちゃん子は三文安い、みたいな子に育つんでしょう。
逆に、とても厳しい人もいます。たまに、おばあちゃんと思われる人が今の時代を知らない叱り方をしている人を見たことがありますが、今の時代を生きている子供には、ずれた感覚を押し付けていることになるのかもしれません。

子供を褒めるのが良いとされる時代ですが、たとえば60点のテストを持って帰ってきて、それを褒めたら子供は伸びるでしょうか。
おばあちゃんであれば適当に褒めるのかもしれません。無関心な親ならば放置するかもしれません。

私ならば、まずはびっくりして叱りますが、その後で間違えたところをもう一度考え直させるでしょう。その上で、採点をしてあげて似たような問題を作って出来なかった箇所の学力を補うことを考えると思います。

この過程がおばあちゃん子には欠けるのではないかと思うのです。

おばあちゃん子は人当たりが良く、学力はなくても人好きなタイプが多いので介護職とかが向くかも、と思ったことがあります。
学習障害や発達障害を放置されたような子と一見勘違いしてしまうこともあるのですが、努力すれば地に足の着いたタイプにはなれるようにも思います。
ただ、そのためにはせめて真ん中ぐらいまでの成績はとる必要があるとは思うんですが(悲)

北海道は学力が全国でも最低クラスです。学力がなくても農業や酪農で生活してこれた土地だからかもしれません。
サラリーマン家庭がほとんどの住宅地の学校でも底辺から抜け出すために学校では子供たちに宿題をかなり出しています。
それでも抜け出せないのは、出来なかった問題を一緒に見て考える、練習する、という過程を付き合える親がいないのが原因なのかもしれないと思ったりします。
アベノミクスで女性も働け、一億総活躍・・・なんて言ってますが、子供の学力問題は3歳神話よりも課題は大きいように思います。(学習塾で解決する問題かもしれませんがそうなると所得格差ともつながりそうな問題です)

それとは別に、最近、KENの幼稚園で見かける子たちの中にも発達障害を思わせる子が多くなってきました。
いろいろ園の経営方針が変わったりして以前よりも働く親が増えてきたからなのかもしれないと思うのですが、かなり顕著に増えています。小学校ではクラスにADHD傾向の子が多くて授業ができないため補助教員が4人ぐらい入っているとかいう話も聞きます。

確実に増えている発達障がい児・・・。親が共働きとの関係があるんでしょうか。最近働き出した私には心穏やかではない問題です。
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