Entries

「振袖を着る」ということ

世間では成人式の着物にからんだ事件でいろんな話が出ています。

ちょっと気になったのが
自分で着付けをしろ、メイクもヘアセットも自分でやれば問題は起こらなかった、なんて言う意見です。

まぁ、確かにそうかもしれませんね。

実際、私は自分で購入した着物を自分で着付けしましたし、メイクは適当ながらも自分でやり、ヘアセットだけは友人の美容師さんに前日にやってもらい(なんと2千円)、当日は自力で出かけました。(ビンボー学生でしたからw)

が、そんな人はまれでしょう。

着付けは習わないと出来ないのが今の時代です。

出来るとしたら水商売か習い事をしている一握りの人ぐらいでしょう。

私が若い頃からそうでした。浴衣でさえも。

それも、振袖っていうのは特殊な道具を開発してくれた着付け教室の開発者が居たからこそできるものであって、通常の着付けのような帯結びのようなものとは全然違います。
訪問着や留袖ぐらいなら、私も特殊な道具がなくても着れますけどね。振袖の結びは無理です。
形を整えるタイプの帯結びは、前で結んで後ろに回すことが多いのですが、これが振袖だとかなり高い位置で結ぶこと、袖がひっかかるので崩れることがあるというのが私の実験結果です。(器具を使ったものを習ったものの、なしでも出来るような気がしてやってみたことがあります)

スタンダードなふくらすずめでさえ、ちょっとした飾り紐を最後に付けたいと思って家族に頼んだら、まったく思い通りには結んではもらえずにあきらめたくらいです。

それとは別に、「晴れの日」に自分で着る人ってかなり珍しいのではないかと思うんです。

例えば結婚式。

ウェディングドレスぐらい、誰だって着ることはできるでしょう。下手なワンピースより着るのは楽です。
メイクだって普段からやってます。
ヘアセットぐらいは頼んだとしても、自分で出来る人も居るかもしれません。

でも、誰かに頼むものですよね。

「晴れの日」というのはそういうものだと思います。


話は変わりますが、私が若い頃、「今の子って浴衣も着れないのねぇ・・・」
なんておっしゃるおばさま方がいらっしゃいました。今は私がその方たちの世代になりました。
着付けは習わないとできないものだとは判ってはいるんですが、幼稚園の先生方が二部式着物やつくり帯をしているのを見るとなんとなくイラっとします。
そういう年頃になってしまったんだなぁ、という思いと、それぐらいは覚えればいいのに、という思いとが入り混じります。
そして乱れた着付けや着こなしにも「今の若い子は・・・」なんていうセリフを言う年配の方の気持ちがしみじみと判ってしまう自分にため息がでます。(幼稚園のお祭りなどで浴衣を着てるのに足元パンプスとか居ますので)

振袖の着付けぐらい・・・と言う意見には反対するものの、浴衣ぐらいは自分で着なさい、と小学生の娘に着物のたたみ方、着方を教えたりしています。
私の母ですら着物は着れなかったので、習いに行ったのですから着物の文化を廃れさせないためにも自分の子供には伝えて行きたいという想いからです。
でも、着物って着ないと忘れるものですよね。私も振袖の着付けはちょっと怪しいかも(帯がちょっと)
さすがに名古屋帯、二重太鼓ぐらいの普段必要になりそうなものは大丈夫だと思いますが。

息子の卒園式には着物、着てみようかなぁ・・・なんて思い出したように着物のチェックをしてみる週末でした。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mayugojira.blog8.fc2.com/tb.php/1704-48a37a0b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

ブログ内検索

おすすめ

お気に入りの本