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小学校の卒業式の袴のススメ

小学校の卒業式を今年度に控え、懇談で禁止令が出たところもあるという話を聞きました。
びっくりでした。
着慣れない袴で転ぶ子がいるとか、階段でつまずくとかいう意見など、納得できるものもある反面、卒業式が華美になりすぎるとか、貧困家庭がかわいそうだとかいう意見もあるようです。
これってどうなんでしょうね。

ウチの場合、背の小さかった母の着物がちょうど娘にはぴったりだったので、これをクリーニングに出して4千円弱。

ネットだとこんな値段↓


↓それに袴は購入したので3千円ぐらい。



着物は母から譲り受けた時にゆきを直していたのですが、丈はそのまま。直したといっても袖を外して直せるだけしか出していないので、私には少し短めなのですが、それが娘には使えそうでした。
正絹で悪いものではないものの、少ししみもあったのでクリーニングに出して着るほどの価値があるかどうかと思って持っていたものです。娘が気に入って着たがったので、そうでもなかったら放置していた着物です。

↑こんなことで、少しは親孝行した気分になってる私w

袴は長くてもちょっと工夫して短めに着付けることは可能です。
昔女子高生だった人ならば皆知ってる(?)あれです。ウエストベルトを一折するっていうやつです。
なので、袴自体は私でも着れるくらいのサイズで購入しています。
大学だとかの卒業式でも使えると思います。
もし短くなったらブーツにすれば良いですから。

聞くところによると、最近の小学校で先生が袴を着ると保護者から「コスプレ感覚で自分が主役だとでも思ってるみたい」という意見が出るところがあるという話を聞きました。
学校での礼装が袴だということも知らない保護者がいるんですね。

北海道は田舎なので、あまり着物を着る先生は少ないのかもしれませんが、東京では先生が羽織袴を着ることが多くなってきてるという話を聞きます。(先日会った着物の先生談)
元々が女学校の名残で出来た「学校の礼装=袴」だと思うので、男性も着るっていうのはすごいと思いますが、それだけ卒業生の担任というのは気持ちを込めたいということなんでしょう。

日本の文化を守るのか、弱者への配慮を尊重するのかという議論になるのだと思いますが、私が知るかぎりの生活保護者はほとんどが茶髪なので、着物は似合わないでしょうね。(中学生でも茶髪!)

着付け自体は私もユーチューブで復習していますが、最近の手習いはほとんどユーチューブ先生に習ってます。
気負わずにあるもので用意したら、けっこうリーズナブルですし、親孝行できると思うんですけどね。

マクンベツ湿原

ここ数年、石狩のマクンベツ湿原が観光整備されてきています。
それまで雑木の向こうに水芭蕉がかすかに見えるという感じだったのですが、木道ができてちゃんとそばによって観察できます。
水芭蕉近景
こちらの写真を撮ったとき、ちょうど娘に絵の構図について話をしていました。
水芭蕉の風景
娘は描きたいものをとにかく大きく描くので、立って見たときの構図と、しゃがんで見たときの構図の違いを伝えたかったのです。

最初に立ってファインダーをのぞかせ、確認させ、次にしゃがんで少し上向きの構図でのぞかせました。

水芭蕉を大きく手前に入れて、水平線を画面の6割ぐらいのところにいれてごらん、そうするとぐっと距離感が出ていいでしょう。
なんて話をしていたんですが・・・。
そばにいた立派な機材を持ったおじさんがしゃがんで写真を撮り始めました。
・・・聞こえてたんでしょうか、恥ずかしー。

鬼の居ぬ間に

今日はオットと息子が図書館に行ったので、私はこのチャンスとばかりにあれこれしたかったのですが、結局ミシンをふむことになりなした。

アカネちゃんはアトピーがひどいので大抵ズボンを着用します。
で、私が愛用している児玉デニムで作ったデニンスを最近ははくことが多いのですが、どうやら硬くて嫌なようです。
はきこんでいくと柔らかくなって味が出てくるのが児玉デニムの良さなんですけどね。

先日はコーデュロイのズボンをはいていたのでさすがに季節はずれだと言ってかたずけたのですが、代わりになるものがありません。
最近作ってなかったからな~。。。

だって、娘に「お母さんが作った服はもう嫌」って言われましたし。
かといって、お店で見ると気に入るのがない子なんです。(季節的にもう半ズボンだとかスカートですから)

で、また作りました。
ストレッチツイルのハンドメイドズボン
スキニーデニムのパターンを少し大きめにカットして作ったズボンです。
生地はストレッチツイルですが、ポリウレタンの配合が高めなのかけっこう伸縮します。そして柔らかい。
ちょうど良いと思うのでどんどんはいてもらおうと思います。

私用に買っておいたんだけどなー。

うそつき袖の作り方

10代の頃に習った着付けの道具を、少し増やす必要がでてきました。
一つには娘が使う必要が出てきたからなのですが、もう一つには古い着物を活用しようと思ったら必要なものが出てきたからです。

私が習った着付け教室では長じゅばんは使わず、「うそつきスリップ」というものを使っていました。
基本のスリップがあって、袖と襟は付け替えて使えるという、なんとも手軽なものです。
この袖を今回は作りました。

うそつき袖をハンドメイド
上のピンクのものが着付け教室で買ったうそつき袖です。
喪の時以外は万能に使えるのでこれさえあればなんでもOKでした。(振袖は比翼仕立てのため不要)

が、娘が卒業式に袴を着るのであれば、袖が足りなくなります。
小学生の袴の着付けの場合、美容襟は使わず、肌襦袢に半襟を縫いつけて使うと教わりました。
つまり、うそつきスリップは必要ないのですが、袖は必要です。なので、袖をとりあえずは一つ作る必要がありました。

ピンクのは娘に。私はからし色です。

もう作った白いものは絽です。夏物を着ようと思ったら必要になる夏用の袖です。
美容襟は先日作ったので、この袖があれば絽の着物(透ける素材)が着れます。
念のため、裾よけは使うつもりですが。

うそつき袖の作り方はごく簡単です。
学校で買ったのはマジックテープで取り外しができるものですが、その対になる硬いほうのマジックテープが必要です。
そのほか、袖の丈になる長さの襦袢生地と糸さえあれば作れます。

袖の長さは50cmぐらいなので、1組で2mの小幅の生地を呉服屋さんで売ってもらいました。
だいたい千円ぐらい。うそつき袖を買うと2千円以上したような気がします。

それを着物の丈にあわせて袋縫いします。あとは耳を三つ折りして三つ折りぐけをして生地は完成。
マジックテープを学校で買ったものにあわせて位置を調整しながら縫い付けてすべて完了です。

念のため、袖口にかんぬき止めはしておきましたが、これは元々持っていたものに最初は付いていたような形跡があるので念のためつけておいたという程度。本当についていたかどうかは不明です。

浴衣ぐらいしか縫ったことはないのですが、袖の丸みをつけるようなこともしないでも良いみたいです。
元のうそつき袖を基準に真似た場合には、ですが。

ごく簡単に出来ますが、手縫いでないとさすがに気になるので袖の下の部分の袋縫いとマジックテープを縫い付けるのだけはミシンでやり、あとはがんばりました。

着物も見慣れてくるとミシンで縫ったものはさすがに抵抗があります。
安い浴衣なんかは表に出るところもしっかりミシンで縫っていたりして私からするとう~ん・・・なんですが。

それが綿紅梅や綿絽の私好みの生地だったりするともったいないなぁ、と思ってしまうんですよね。
がんばって和裁を覚えようかと思ってる昨今です。

デニムの着物と木綿の着物

最近、近くのショッピングセンターに呉服屋が入ったので、時々見に行ったりしてます。
ここの店員さん、すごく無知で笑えるほどなんですけど、小物類だとかを通販で送料を払うよりは少し安かったり、クリーニングがセール価格だったのでお試しに古い黒留袖をクリーニングに出したりしてます。(比翼仕立てが3900円ですから!!)

で、昨日は浴衣の反物をさがしに行ってみたんですが、学校で実習で使うような反物(流通価格4千円程度のもの)が1万8千円とかいうので早々に引き上げました。仕立て代込みでしか売ってくれないようでしたし、コーマ地の着物は既にたくさんあるので。(半分は処分しましたがw)
私が見たかったのは阿波しじらだとか竺仙、伊勢型紙の反物みたいなもの。
(↓いろんなラインナップがあるので私の好みっぽいのをチョイスしました)








こういうのは普通の量販呉服屋にはないですね。安くてミシンで縫製しているようなものばかり。

最近興味があるのが綿の着物です。気楽に洗えるというのはずぼらな私には本当に助かります。
そんなんで、気楽に着られる単の着物としてちょっと高級な浴衣を縫ってみようと思い立ったわけです。

今は浴衣に襟を付けて着るなんていうのもアリという風潮を作っているようですが、これはあくまで商売としてはやらせようとしているんだろうと思ってます。
安い浴衣から着物を導入させたいというもくろみ? まぁ、そういうのも嫌いじゃないですけどね。

ただ、ある程度良識あるべき年頃でそういうのをするのはどうかと思うので、どうせなら昔からそういう風に着られていたものを選びたいのです。綿の着物は気楽に着れますからね。夏の単には最適です。

先述の呉服屋さんにはデニムの着物なんていうのがありました。
これ、私は嫌いです。(珍しく断言!)
デニムが嫌いなわけじゃありません。
日本の児玉デニムは質が高くて私はここのデニムでないとデニンスは作りません。メーターで千円以上しますが、広幅ですし、娘と私の分ぐらいは作れたので安い買い物だと思ってました。

でも、それを着物に、というのは納得できません。

着物の文化は形じゃないと思ってます。
素材を作る文化があって、日本の季節感の中で着物という文化がある・・・意味判りますかね(←フィーリングで言葉をつむぐタイプw)
だから、日本の文化の中から出た素材で作った着物を着たいんです。
綿の着物なら遠州、片貝木綿とかがありますが、これは私の好みではないので伊勢木綿の型染めだとか奥州小紋の竺仙、江戸浴衣なんてものを選びたいと思ってます。

先日、娘が学校で好きな「名言」を発表する機会がありました。
選んだのは相田みつをさんの

「トマトがね、メロンのふりをするから贋物になるんだ。トマトがトマトでいれば本物なんだ」

とかいうもの。

着物もこれだと思うんです。

デニムはデニムとして着るから良いのであって、着物にしたらだめ。

日本にも藍染というちゃんとした染めの文化があるのだから、そちらを選ぶほうがいいと思います。
で、しばらく木綿の着物を単で縫うという無謀な計画のために時間を費やすことになりそうです。

手始めは安めの生地でトライしようと思います。それでもちゃんと、ニッポンの生地を選ぶ予定です。

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